インタラクティブ・ブローカーズ証券から無料で出金する方法
2017/12/28
方法とか言ってますが、単に新生銀行に出金するってだけの話です。
注1
これは、銀行でかかる手数料(中継銀行手数料とか)を無料にする方法です。
IB証券に支払う手数料は、出金月1回まで無料です。
2回目以降は日本円での出金なら1600円米ドルなら10ドルの手数料がかかります。
注2
他の銀行でも無料で出来るトコあるかもしれません。
今のところ確認できてるのが新生銀行ってことです。
・IBから
・日本円で
・新生銀行への出金を
依頼するケースの話です。
日本の証券会社だと大体、証券口座を作るときに出金用の銀行口座を登録しておいて、別な口座に出金するには、口座変更の手続きが必要になりますが、IBでは出金口座の登録ってステップがないので、出金の都度、その時使いたい口座を送金先に指定します。
IBの過去のWEBセミナーの資料はここに
インタラクティブ・ブローカーズ証券 IBLLC口座からの出金方法
なんとなく今と表示される画面構成が違う箇所があるような気がしますが、大筋は同じです。
・取引タイプ「出金」
・通貨「日本円(JPY)」
・方法「Wire」
を選んで、どこの銀行を使うか聞かれる画面で
・銀行の住所プルダウンで「日本」
・口座番号
・SWIFTコード(新生銀行は「LTCBJPJT」)
と入力すればOKです。
いつの間にかインターフェイスが変わっていたので、新画面版解説も置いておきます。
Contents
インタラクティブブローカーズ証券出金方法 旧画面版
ログインしたら左のメニューから「送金&支払」をクリックして「資金を移管する」を押すと、取引タイプを選択できるようになるので、プルダウンから「出金」
日本円で出金するなら通貨は「日本円」方法は「ワイヤ」でOK。
これまでに新生銀行へ出金したことがあり、銀行情報を登録している場合は
「以前登録した銀行情報を使用しますか」で「はい」を選べば銀行名を選べるようになります。
初新生銀行の場合は、ここでSWIFTコードetc.を入れます。
新しい画面だと銀行名からSWIFTコードが検索できるようになっています。
資金送金先は銀行ですか→「はい」
の状態で、
銀行の住所(国)を「日本」にすると、下に受取銀行「検索する」というボタンが出現するので、そこをクリック
すると、銀行検索の窓が出るので、「銀行名で検索しますか」を「はい」にして銀行名の欄に「Shinsei」と入力してください。
Shinsei とヘボン式で。
入れたら下の「検索する」
新生銀行各支店がずらっと並ぶので、口座のある店を住所から選んでクリック。
一番上の「SHINSEI SECURITIES CO., LTD.」は別モノです。
Swiftが、LTCBJPJTXXX になっている支店の中から選んで下さい。
取引支店をクリックすると、受取銀行の欄に銀行住所とSwiftが入った状態になっています。
上の「銀行情報を入力する」の「銀行口座番号」とその再入力をして下さい。
この時、入力モードが「半角英数」になっていないと何も入力できないので、半角で。
一番上の「銀行情報名」は、この情報を保存しておくための名前です。
銀行の名前を入れておけばいいと思います。
受取人が自分の場合は「第三者受取人」の箇所は「いいえ」のままでいいので、一番下の「続ける」へ
Wire情報を承認しろとかそんなことを言ってくるので承認してください。
続いて取引情報に出金額を入れます。
先に入力モードを半角英数にしておかないと入力ができません。
まあ、ここのブローカーがやりそうなことです。
定型入出金指示を「はい」にしてしまうと、定期的に同額が出金されてしまいます。
都度金額を指定して出金したい時は、ここは「いいえ」のままで。
一番下の「続ける」を。
出金を承認しろと言ってくるので、内容を確認してOKなら下の「続ける」
これで完了です。
インタラクティブブローカーズ証券出金方法 新画面版
IBにログインして、ページ上の青いバーの「入金・出金」にマウスオーバーすると入出金のメニューが出るので「入金・出金」をクリック
出金内容を指示
取引タイプ「出金」
通貨「日本円(JPY)」
方法「Wire」
金額「出金する額を入れる(日本円で)」
と、入れて
下の「銀行送金による出金」で新生銀行の口座を指定します。
銀行の住所「日本」
銀行口座番号「支店番号からハイフンやスペースを入れずに10桁」
SWIFTコード「LTCBJPJT」
出金先として新生銀行を登録してある場合
「以前登録した銀行情報を使用しますか」に対してプルダウンから「はい。新規送金指示に登録済みの銀行情報を使用する」を選べばOKです。
定期入出金指示を作成しますか?
一番下に「定期入出金指示を作成しますか?」と出ます。
毎月同日に一定額を出金したい時は、ここを「はい」にして指示に進みますが、都度出金を支持する場合は、「いいえ」を選んで下さい。
で、「次に進む」ボタンをクリック
遷移した画面で表示された指示内容を確認したら、下のほうに「本人確認」としてユーザー名が出てるので、その下にパスワードを入力すれば完了です。
(上のPDFでは、メールで送った確認番号を入れろとありますが今はそれ無いです)
出金にかかる時間
出金を依頼すると
重要
USD建ての銀行送金の場合、米国東部時間 16:00 までに承認されたものは、米国東部時間 18:00 までに通常送信され、同日中の入金となります。
USD建て以外の銀行送金の場合、米国東部時間 14:00までに承認されたものは、米国東部時間 18:00 までに送信され、通常、翌日の入金となります。処理はご利用の銀行のポリシーによって異なるため、入金までに少々お時間がかかる場合もございます。
と案内が出てます。
アメリカ人が「入金までに少々お時間が~」と言うので、大体一週間かかるかな?と思っていたのですが、
今回10月12日(日本時間では13日の早朝5時ごろ)に依頼して、13日には新生に入ってました。
アメリカ人もやれば出来るじゃん!
確認の英語電話がきたりする?
出金確認の電話が来るかも知れません。
どちらにしろその電話は日本人スタッフからの日本語電話です。
日本の証券会社のような「出金依頼を受け付けました」メールも来ません。
送金依頼が完了すると、
Regulatory Disclosure and Receiptなる文書が画面に出ます。
これは、
「うちでは手数料取らないけど関係銀行で手数料かかるよ。3000円だよ。
だから出金額から3000円引いた額が振り込まれるよ」
って内容ですが、新生はこれがかからないので関係ないです。
実際依頼した額どおりに振り込まれてますし、その後新生銀行から郵送された「外国送金到着のご案内」にも、3,000円の話は出てきてません。
今現在(2017年12)は、IB証券から新生銀行への出金は銀行手数料無料です。
月一度までならIBでも手数料を取らないので、完全無料ってことです。
逆に新生からIBへ送金するときのコスト等は検索してみてください。色々と。
新生の口座に2000万以上入れてあるとプラチナ口座となって海外送金月1回まで無料に出来ます。
新生の海外送金サービス「Goレミット」は、国内非居住者口座あての送金には使えません。
(2014年秋ごろに新生で聞いた話なので、今は変更されてるかもしれません)
事前に送金先として登録してある口座へは電話で海外送金できますが、この場合、「今いくらを送金した」と証明する書類が手元にないことになるので、IBから「確認のために送金依頼書をPDFで送ってくれ」とか言われると厄介です。
依頼書に不備があったときくらいしか、そういう連絡は来ませんが(この話はいつか書きます)。
窓口で振り込めば依頼書を持ち帰ることになるので、毎回店舗に出向いて送金するのが安全です。
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